足水虫
足の水虫はつらい。
大切な人にうつすのは、もっとつらい。
足水虫の治療TREATMENT
薬の効果的な塗り方
塗る時間はお風呂上りが効果的!
入浴後は皮膚が清潔で、角層が柔らかくなっているので、薬が浸透しやすくなっています。
注意よりキレイにしようと、皮膚をゴシゴシ洗う人がいますが、洗いすぎは皮膚を傷つけてしまい、そこから水虫菌が角層に入りやすくなるので逆効果です。優しく洗い、水気を拭いてから薬を塗るようにしましょう。
水虫は、たまたま今赤くなっているところがかゆいだけで、実は今見えている患部よりずっと広いところにも水虫菌が潜んでいます。ですから、今かゆいところだけを治しても、しばらくするとその周辺に症状が出てきます。このため、かゆみなどの自覚症状があるところだけでなく、自覚症状が無いところまで広く塗って下さい。
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たとえば「趾間型足白癬」といって足の指の間にできるタイプの水虫。ちょうどこの赤い丸のある部分の皮がめくれてムズムズする、なんて時。
この赤い部分にだけ薬を塗っていませんか?
この場合、患部の足の指の間だけでなく、全ての足の指の間、そして全ての足の指や付け根の周辺にも広く塗るようにしましょう。
でも、ここでちょっと考えて見ましょう。
水虫は大抵、床などの環境中に散らばっている水虫菌を素足で踏むことによって感染します。つまり地面に接する部分全体が、既に菌に触れている可能性が非常に高いのです。
ですから、より確実に治したいのであれば他の部分、かかとや土踏まずなどにも塗る方がいいのです。この時、足の裏の側縁部分も忘れずに塗りましょう。
さらに、人間は二足歩行の生き物ですので、片方の足だけが菌を踏んでいるとは限りません。今は何の症状もなくても、もう片方の足の裏全体にも同じように薬を塗りましょう。
ところで、1回にどのくらいの量を塗ればいいのでしょう?
クリームや軟膏では人差指の第一関節よりちょっと多めを目安にして下さい。
大人だとこれくらいで大体0.5gくらいになります。
- 1. その1/3の量で全ての指の間
- 2. 次の1/3の量で全ての足の指+足の裏上半分
- 3. 残り1/3の量で足の裏下半分+かかと・側縁を塗ることができます。
この時、1ヵ所にたっぷりつけるのではなく、薄く、かつ優しく広げるように塗って下さい。すり込むように塗ると、刺激になることがあるので注意しましょう。
そして反対側も同様に塗りますと、両足で約1g使うことになります。10gチューブ入に入った薬の場合、大体10日前後で使い切るのが目安になります。
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