ニキビの
「これはどうしたら良い？」

ニキビがあるときにメイクをしても大丈夫？

メイクをしない方がニキビにとって良いかな？と思いつつ、日常生活の中で、どうしてもメイクが欠かせないことも多いですよね。

ニキビがあるからといって、メイクは絶対にダメ！ということはありません。
ただし、ニキビを隠すために、ニキビの上にファンデーションやコンシーラーを塗り重ねることは、肌に負担をかけることになるため、あまりおすすめできません。

ニキビがあるときは、ニキビを刺激しない・ニキビを悪化させないノンコメドジェニックテスト済み（※）の化粧品を使ってメイクをしてください。家に帰ったらクレンジングをして、きちんとメイクを落とすようにしましょう！
※ コメド（ニキビの初期段階で、毛穴がつまっている状態）が発生しにくいことを検証している製品

ニキビがあるときの洗顔＆保湿ケア

＜洗顔＞
メイクを落とすクレンジングで注意したいのが、
① 強く肌をこすらない・ニキビを刺激しないこと
② 肌にメイクやクレンジングが残っていると、
　 肌をいためてニキビが悪化する
ということです。

そのため、クレンジングは優しく、手早く、そしてクレンジング後には充分にすすぎ洗いをすることも大切です。特に生え際やあごなどは洗い残しやすいので、丁寧に洗ってニキビの悪化を防ぎましょう！
＊洗顔についての他の情報はこちらから

＜保湿ケア＞
皮脂（皮膚のあぶら）がニキビの原因に繋がるのですが、皮脂は多くても水分が足りないことがあります。ニキビが気になる時に気を付けたい保湿のポイントは2つあります！
① 化粧水はたっぷりと
② 油分少なめの乳液やジェルで保護
油分が少ないもので毛穴をつまらせないように乾燥対策をするのが大切です。

目立つニキビを隠したい！
おすすめの方法は？

前述したように、ニキビを隠したいからといってニキビの上からファンデーションやコンシーラーを塗り重ねることはおすすめできません。

そこで活用したいのが「ポイントメイク」。
ベースメイクは軽く、アイメイクやリップメイクを強調することで、目元や口元に注目を集めて相対的にニキビの存在を目立たせないようにすることができます！

この時も、家に帰ったらメイクはしっかり落とすようにしましょう。

ニキビをつぶした方が早く治る？

自分でつぶすのはやめましょう！
自分で無理やりつぶすと、かえって炎症が悪化してしまうこともあります。

医療機関では、清潔な医療器具を使ってたまった皮脂や膿を出す処置することもありますが、あくまで医師の専門的な知識・技術があってできるもの。

早く治したい人は自分でつぶすよりも、
皮膚科に行って専門家による正しい診断・治療を受けるのが肝心です！

ニキビがつぶれちゃった！
どうしたら良い？

つぶさないように気を付けていても、気になって触ってしまった時、洗顔やメイクをしている時につぶれてしまうこともあるのでは？
基本的には皮膚科を受診することをおすすめしますが、お家でできる対処はこの通りです！

① 洗浄する
膿や液が出てきたら、きれいな水で洗い流しましょう。
② にじんた膿や血を拭き取る
清潔な綿棒やティッシュなどを使って、膿や血をやさしく拭き取りましょう。ケガをした時と同じように、血が出ている時は、しばらく押さえてください。
③ 刺激しない
気にして何度も触ったり、中身を押し出してしまおうとつまんだりすると、炎症が広がり長引いてしまいます。つぶれてしまった部分は肌が敏感になっているので、そっとしておいてください。
洗顔は優しく丁寧に、保湿も行って大丈夫です。

いかがでしたか？
ニキビを無理に隠して悪化させてしまうよりも、実は皮膚科に行って治す方が早くきれいなお肌になれるかもしれません！
 他にもニキビに関して「これはどうしたら良い？」という悩みがあったら、皮膚科に行けば専門の先生に疑問を解消してもらえるかもしれません！皆さんもニキビができた時は、お近くの皮膚科でぜひ相談してみてくださいね。
＊皮膚科での治療方法は？費用は？など治療にまつわるあれこれはこちらから

監修：こばやし皮膚科クリニック 小林美和先生
作成：サンファーマ株式会社