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爪の水虫Q&A

仲先生が、その質問にお答えします!

爪に関する代表的な質問に、仲先生がズバリ答えてくださいました。爪の水虫の予防や治療、爪の健康管理などにお役立てください。

白癬菌というのは、どんな菌なのですか?
白癬菌というのはカビの一種で、私たちの皮膚を覆っている角層や爪、髪の毛などに寄生して病気を引き起こします。
白癬菌は皮膚の角層、爪、髪の毛などをつくっているケラチンというタンパク質を栄養にして生きているのですが、白癬菌が引き起こす病気のなかで一番ポピュラーなものは足白癬、いわゆる足の水虫です。
白癬菌はほかのカビと同様、高温多湿な環境が大好きで、一般に20~40度、60%以上の湿度を好みます。肉眼で見ることはできませんが、顕微鏡で100倍ぐらいにするとよく見えます【右上の写真】。
白癬菌は足以外のところにも寄生しますが、白癬菌が寄生した場所によって病名が異なります。
爪につくと爪白癬(爪の水虫)、からだにつくと体部白癬(タムシ、ゼニタムシ)、頭につくと頭部白癬(シラクモ)、股につくと股部白癬(インキンタムシ)となります。

参考:水虫菌(白癬菌)と薬の動画
爪が分厚くなって、ボロボロ崩れてくるのですが、爪白癬でしょうか?
爪が厚くなったり、変形する病気は爪白癬以外にもありますが、爪が崩れてくるということであれば、爪白癬の可能性があります。
長年、足の水虫があれば、さらに爪白癬の可能性が高くなります。

参考:爪の写真で症状と病気を確認
爪白癬になると、爪はどのように変化するのですか?
爪白癬の症状はたいへん多彩ですが、もっとも多くみられる初期の症状は、爪の一部が白や黄色っぽく濁ってくることです。
時間が経つに連れて、濁った部分が拡がって爪が厚くなっていくのですが、厚くなった爪はもろくてボロボロと崩れ落ちるようになります。

 

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